「らしく」って、むずかしい
ちょっと前、溝のあるパネルをクネクネと走行するヒツジをつくりました(写真1)。これ、毛のつけ方がデタラメ過ぎているところが気になったけど、自分としては、ヒツジ「らしい」と感じました。なので、不満もありつつ、とりあえず気に入っています。
「らしく」って、むずかしい
で、「なんか、おもしろいネタかも」と、調子に乗って照明器具もつくりました(写真2)。こっちは、照明器具であることの機能面から、中を空洞にする必要もあって、より抽象的な形にしたけど、これはこれで、ヒツジ「らしい」と感じました。モノの完成度としては1よりもよいと思うので、こっちの方がより気に入っています。
「らしく」って、むずかしい
そして、1の機能に、2の構造を合わせたら、毛のつけ方がデタラメ過ぎているところが、いい感じに収まるかも、と再びの走行するヒツジをつくりました(写真3)。作り方は、基本的に2を小さくしたもので、毛糸の中にワタを仕込んでいます。
ところが、1のヒツジより、全体としてまとまっているものの、自分としては、ヒツジ「らしい」と感じられない。
なので、こっちは、いずれ作り直す予定ですが、具体的な方向は、今の時点では分かりません。
「らしく」って、むずかしい
そもそも、「リアルにヒツジに似ているか」と問われると、どれも似ていないと思います。
それでも、「らしく」感じるものと、 「らしく」感じられないものがあって、でも、その違いを具体的に表すことは、難しい。どうしても、主観が占める部分が大きいことも、具体的に示すことが難しくなる理由のひとつです。
これ、洋服を含む、あらゆるモノのデザインにいえることで、「面倒だ」ともいえるし、「奥が深い」ともいえます。
2026年2月02日
